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「『長編一覧』」
『溢れる想い・全18話』

14

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『匂い』

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『冴羽アパート・リョウの部屋』
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香は一人悶々としていることに嫌気が差し、まだダルさの残っている身体を起した。

そして一旦答えの出ない考えをやめ、リョウの事を考えはじめた。

リョウが昨日自分達が着ていた服を手に、部屋を出たのを香は見ていたので、
洗濯もしてくれているんだろうなぁ・・・とボンヤリ思っていたのだ・・・が・・・。


(・・え?・・あのリョウが・・洗濯?・・リョウ・・
それに・・朝御飯も作ってくれるとか・・さっき言ってたわよね・・?)


いつもはダラダラとして、家事というモノ全てを香に任せきりの男が、
自分から、しかも自然とそんな行動にでていたのに気づくと、
香はいてもたってもいられず、リョウのベッドから出た。

だがここはリョウの部屋で、着る服がない。

仕方なく香はリョウの衣類ケースの中から、
リョウがいつも着ているTシャツを一枚とり、自分には大きすぎるそのTシャツを着る。


(・・やっぱり・・大きいな・・それに・・)


「リョウの匂いが・・する//」


香はそう独り言を漏らすと、自分の着替えを取りにリョウの部屋を出ていった。


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『冴羽アパート・リビング』
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やはり身体のダルさが残っているのか、
香は思うように歩けず、ヨロヨロと壁に手をつきながら歩く。


(う”ー・・身体の中心が何か重い・・生理の前兆と少し似てるけど・・
まだ終わったばかりだし・・違うわね・・やっぱ初モッコリの影響よ・・ね?//)


香はそんな事を思いながら、階下にある自分の部屋へ行く為、階段を降りはじめる。

手すりを持ちながら、慎重に一段一段降りていると、リビングの扉が開く音が聞こえた。


ガチャッ(ドアが開く音)


香はその音に驚き、覚束ない足を思わず滑らせてしまった。


「ぇ?・・リョウ?・・キャっ!?」


(やっ・・お・・落ちるっ!)


リョウは洗濯物を干しに、
リビングに入ってきたところだったのだが、
突然聞こえた香の悲鳴に驚き、声のした方を向くと、
香が階段から足を滑らし、いままさに落ちようとしているところであった。


(なっ香っ!?)


リョウは持っていた洗濯籠を放り投げ、
慌てて香の落ちてくるであろう位置に走り寄る。


ドサァッ


鈍い音を響かせて、香は階段から落ちたのだが、不思議と痛みは全く無い。

どうしてだろう香が目を開けると、
顰め面をしながら、香をしかと受け止めているリョウが目に映った。


「・・ぁ・・はは・・突然上から落ちてくる人間を受け止めるのはっ・・結構堪えるっ」


「!?りょっ・・リョウっごめん!!」


「いや、香ちゃんに怪我がなくてよかった・・ハハっ」


まだ足にビリビリくる衝撃を感じて、リョウは苦笑いしつつ言った。


「ほんっとに、おまぁは危なっかしいなぁ・・すこーし目ぇ離すとこれだ」


香は昨夜も『危なっかしい』と言われたっけ・・と思いつつ言い返す。


「なっ・・何よっその言い方っ、
いつもいつもドジばっかしてるみたいじゃないのっ」


香のその言葉に、リョウは左眉をクイっと上げ、意地悪な笑みを漏らしながら言う。


「俺、何か間違ったこと言ったか?」


「う”っ・・ど・・どうせ・・あたしはドジですよっ
わ・・悪かったわねっ・・」


プウっと頬を膨らませながら怒る香を見て、
リョウは楽しげに笑いながらそっと香を腕の中から降ろした。


「くっくっくっ」


笑われてしまった香は、膨れた頬を更に膨れさせた。


「う”ーーっ!そんなに笑うことないじゃないっ・・フンッだっ」


どうやら香の機嫌を完全に損ねてしまったようだな、
と思ったリョウは、笑いを堪えながら謝る。


「・・わ・・悪かったって、そんなに怒るなよぉ」


そう言いながら、
リョウは香がどこもぶつけていないかと、
香の身体に視線をはしらせたのだが・・・


(んなっ!?)


リョウは、このとき漸く気がついたのだ。

香が身に纏っている服が、自分のTシャツ一枚だけだということに。

男物のTシャツで、人より大きめなサイズとはいえ、ワンピース程に丈はない。

そのTシャツからは、昨夜はじめて拝めた最愛の女の極上のボディが垣間見え、
ズクンッとモッコリに熱が篭っていくのを、リョウは止められなかった。

ゴクリと音とたてながら唾を飲み込むと、リョウは堪らず香を抱きしめる。


「・・っ香っ」


香はグイっと抱き寄せられ、
リョウの着ているジーパンがモッコリしている事に気がつき驚愕する。


「!?・・ちょっちょっとリョウ!?」


非難めいた声が聞こえたが、リョウの理性は既に弾け飛んでいた。


「っ香っ・・おまぁが悪い!お・・俺のTシャツ一枚だけでいる・・
おまぁが悪いっ!・・香っそのかっこエロすぎだろっ!?
俺のなけなしの理性吹っ飛ばしたんだ・・覚悟は・・いいんだよなぁ?・・ぐふふっ」


ギラギラとした野生の目に変わったリョウに、
香は冷や汗をながし、リョウの腕の中でジタバタと抵抗を試みる。


「りょっ・・何よそれっ!!だっだいたい!!
リョウが服持って行っちゃったのが悪いんじゃないっ!!
やっ・・ちょっとっ・・んっ・・やぁっやめっ」


リョウは暴れる香の腕を押さえ、
香の白い首筋に舌を這わせながら言う。


「・・無駄な抵抗はやめろって・・・
・・ほら、もう声上ずってきてるぞ?・・」


昨夜はじめてのモッコリを経験したばかりだというのに、
香の身体は確かに反応しはじめてしまっていた。

だが、まだダルさが抜け気っていない香は、
本気モードに入ってしまったリョウに、止むを得ず『アレ』を召還することにした。


「ぁっ・・だ・・だめっ・・やぁっ・・
やめてっ・・んっ・・やめてってっ・・言ってるでしょおおおおっ!!」


「へっ!?」


リョウは香から発せられる、得体のしれない殺気に似た気配を感じとる。

それと同時に、香の手がピカッと光り輝き、
いつもの『アレ』が、煙をあげながら姿を現した。


そして─・・


ドッゴォオオオオオオンッ


「ふん”ごぉぉっ」

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